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- NOBOTABI COLUMN #007 -

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端っこに立つとき

崖っぷちとか川の上の橋の端っこに立つと、身につけているものを何か落としそうな気がして、身を堅くする。それはものごころついてからずっとのことだ。

 

高いところから何かを落とした経験があるのかもしれないけれど、そんな記憶はない。いったい、何を落としたんだろうか。暑くなって脱いだ手袋か、カバンにつけた御守りか、手に握ったスナックの袋だろうか。よく、思い出せない。

 

ふと、かまきりが宙に浮かびながら、ぎざぎざの刃の鎌を所在なく構えながら、ゆっくりと落ちていくさまが思い浮かぶ。でも、かまきりを崖から落としたわけでもないけれど。

 

2018年1月

 

#007

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