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六月十六日
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晩夏、山梨小金沢のぶな林
夏も終わりころの森。
山梨県から大菩薩嶺に向かう途中の1500メートルから1800メートル台の山尾根がある。
その静かなぶな林には、木を含めた、苔、きのこ、神秘的な植物の営みが感じられる
夏風は木に香りを運ぷ
夏の雨の冷たさにじっとしているひととき
蝉の声が落ちてくる。
万緑やわが掌に釘の痕もなし 山口誓子 ーー 盛んな暑さ、蝉の騒がしい声、時折、木々の陰にむっとする湿気の運んでくる土や生き物の混じった匂い。
人のあまり入らない地味な山だけれど、夏でも、日差しの直接入ることのない薄暗い森の中は、神秘的で、苔むしたみずみずしさは、やわらかなぬくもりを感じ、心地よい。
2014年8月、山梨県小金沢尾根近辺。(#001)
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